プラスチック循環への
取り組み(回収~再生品制作)remanufacture

リサイクルプログラムによって回収されたプラスチックが再生品になるまでの工程を公開。
RECYCLING PROGRAM

リサイクルへの取り組み

KEURIG®では、プラスチックの循環への取り組みとして、2023年2月よりリサイクルプログラムを開始し、お客様よりカプセルのプラスチック部分の回収を行っております。

回収したカプセル

回収カプセルの仕分け

お客様より発送いただいた使用済みカプセルは、このように綺麗にわたしたちの元に届いています。
人の目でリサイクルに適さない素材が混じっていないか最終仕分けを行い、その後いざリサイクルが行われる工場へ送られることとなります。

プラスチックの選別

KEURIG®をご利用のみなさまから回収されたプラスチックは、仕分けされたのちフレキシブルコンテナに集積して再生ペレットの制作工場へ送られます。

ペレットとは?

プラスチックはペレットと呼ばれるチップ状の原料の状態から、様々な形へ姿を変えていきます。
回収されたカプセルのプラスチックは以下粉砕、混合、溶解、造粒の工程を経てペレットに生まれ変わります。

カプセルから
ペレット化まで

粉砕

選別されたプラスチックは、小さく粉砕されます。
この後の溶解機に投入できる程度の細かさまで粉砕されます。

プラスチックの溶解

約200度の高熱でプラスチック片を溶かし、フィルターで不純物を取り除きながら、粒状のペレットに加工します。
リサイクル品を作る際に着色の色むらや表面の滑らかさに影響が出てしまうため、ペレット状にするまでの工程で不純物を入れないことが重要です。

造粒

溶解されたプラスチックはホットカット製法により細かい粒状のペレットに加工され、冷却、乾燥を経て完成します。
完成したペレットはパレット成型工場へ送られます。

再生ペレットから
パレット制作まで

ペレットの溶解

再生ペレットがパレット製造工場へ運ばれます。
ペレットは製造機に投入され高温で溶解されます。
この際パレット製造に適した温度で溶解され、次工程へ移ります。

冷却・成型

高温で溶かしたペレットを金型という「型」に流し込み、強い圧力をかけ金型へ水を送り冷やし固めます。
製造する物によって形状や厚さが異なるので、このパレットにあった温度や圧力で成型します。

再生品パレットが完成

完成した再生品パレットは、日々商品の出荷を行っている物流倉庫にて活用しています。

パレット完成

スペシャルインタビュー

リサイクルパートナーである
髙六商事株式会社ご担当者様からのコメント

髙六商事株式会社 リサイクル事業部 水原様
自社独自で一貫してリサイクルするだけではなく、製品をアップサイクルさせて、
資源循環型社会への貢献することが可能な先進的企業です。

カップス様より取り組みのお話を頂いてから、リサイクルスキームの構築やリサイクルカッターの製作など、
再生品にあたってご協力させて頂いております。
髙六商事ではこのようなプラスチックのマテリアルリサイクルの取り組みを始められる企業様に貢献しながら、
世の中のプラスチックの有効活用をさせて頂きます。

KEURIG

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